TCR Advanced Pro 0

ハイパフォーマンスグレードのカーボン原糸を使用し、高い剛性対重量比を誇る自社のカーボン工場で製造されたカスタムフレーム。フレームの前三角は、新モノコック工法と呼ばれる製造プロセスで、ひとつの連続した部品として成形されています。

数値流体力学（CFD）と風洞テストを使用し、従来の「ティアドロップ」形状のチューブと比較して、より広い範囲のヨー角で一貫して空気抵抗を低減する新しい翼型形状「トランケイテッド・エリプス（楕円の後部を切り落とした新しい翼型形状）」を生み出しました。

フレーム／ハンドルバー／ステムに独自のケーブルポートを採用し、すっきりとした外観と調整のしやすさを実現します。

先進的なADVANCED SLグレードのカーボンフォークは、左右対称のデザインで、軽量性と剛性、空力性をバランスし、最大33mmまでのタイヤクリアランスを確保しています。

軽量ハンドルバーとステムは、ライダーが安定したエアロポジションを維持できるよう、エッジが盛り上がったハンドルバーを含むエアロシェイプを採用。内装ケーブルルーティングは、セットアップと調整のしやすさを維持しながら、空力性能をさらに向上させています。

D型フォークのステアラーチューブとそれに対応するスペーサーは、空力性能に優れ、ブレーキとディレイラーの内装ケーブルルーティングにより、容易なメンテナンスを提供します。

独自設計のVARIANTシートポストは、軽量性、空力性能、快適性を優れたバランスで実現し、サドルの取り付けや調整も容易に行うことが可能です。

OVERDRIVE 2規格のヘッドチューブとPOWERCOREボトムブラケットを繋ぐ、ハンドリングとペダリング剛性に貢献する大径ダウンチューブ。CFDによる緻密な設計により、ボトルを装着した状態でエアロダイナミクスを最大化します。

幅86mm、フレームにベアリングカップを圧入する独自規格のオーバーサイズBBにより、高いペダリング剛性を提供します。

独自のダイナミックバランスレーシング（DBL）で設計されたチューブレス対応カーボンホイールシステムは、優れた効率性、快適性とコントロール性を提供します。

フレームとフォークにはフラットマウント・ディスクブレーキ・テクノロジーを採用し、あらゆるコンディションでパワフルかつ安定したブレーキ性能を発揮します。