プロフェッショナルグレードのカーボン原糸素材は、最先端のエンジニアリングおよび製造方法を採用しGIANTのカーボン工場で織られています。CONTINUOUS FIBER TECHNOLOGYを採用することで強度を高め、重量を最小限に抑制します。
このワールドツアーレベルのレースバイクは、超級山岳から平坦まで、あらゆる条件でプロの選手がオールラウンドなパフォーマンスを発揮するための理想的な選択肢です。 まったく新しいTCRのフラッグシップは、システム統合と革新的な工法を採用し、明確なアドバンテージを提供します。
特徴
システムの最適化
フレームセット、ホイール、コックピット、その他の部品は、1つのシステムとして同時に設計、開発、テストされます。新しいOverDrive Aeroテクノロジーは、Contact SLR AeroLightステムとContact SLRハンドルバーに内装ケーブルルーティングが組み込まれ、トップキャップ、ケーブル、スペーサーも統合され、よりエアロでユーザーフレンドリーなセットアップが実現されています。
勝利するための効率性
前世代よりも剛性重量比が向上し、新しいエアロチューブ形状と全体の軽量化が特徴の、この妥協なきレースバイクは、爆発的な加速と揺るぎないペダリング剛性を実現します。その結果、重要な瞬間にレースで勝利を収めるパフォーマンスが得られます。
総合的な空力性能
フレームセットの楕円の後部を切り落とした新しい翼型形状(トランケイテッドエリプス)、新しいコックピットのデザイン、コンポーネントの統合に至るまで、これらすべてが、より流線型のプロファイルとなり、TCR ADVANCED SL 0は前世代に比べてー4.19Wのエアロアドバンテージをもたらします。
ADVANCED SLグレードのカーボンフレーム
ワンピース成形
これまで複数に分割し、3つのブラダーを使用して成形していたフロントトライアングルを、一つのブラダーで分割せずにワンピースで製造することで、剛性やエアロダイナミクスを犠牲にすることなくフレームの軽量化を実現しました。
翼型のチューブ形状
数値流体力学(CFD)と風洞テストを使用し、従来の「ティアドロップ」形状のチューブと比較して、より広い範囲のヨー角で一貫して空気抵抗を低減する新しい翼型形状「トランケイテッド・エリプス(楕円の後部を切り落とした新しい翼型形状)」を生み出しました。
内装ケーブルルーティング
フレーム/ハンドルバー/ステムに独自のケーブルポートを採用し、すっきりとした外観と調整のしやすさを実現します。
フルカーボンフォーク
ADVANCED SLグレードのカーボンフォークは、左右対称のデザインで、軽量性と剛性、空力性を高次元でバランスし、最大33mmまでのタイヤクリアランスを確保しています。
エアロ形状のハンドルバー&ステム
軽量なハンドルバーとステムは、ライダーが安定したエアロポジションを維持できるよう、狭いブラケット幅と11°のフレアを採用。内部ケーブルルーティングは、セットアップと調整のしやすさを維持しながら、エアロダイナミクスをさらに向上させています。
OVERDRIVE AEROステアリングコラム
D型フォークのステアラーチューブとそれに対応するスペーサーは、空力性能に優れ、ブレーキとディレイラーの内装ケーブルルーティングにより、容易なメンテナンスを提供します。
フレーム一体型シートポスト
プロロードレーサーのために特別に設計されたVariantシートポストの洗練された形状と一体化したデザインは、重量を軽減し、エアロ性能を向上させ、快適な乗り心地を提供します。
大径ダウンチューブ「MEGADRIVE」
OVERDRIVE 2規格のヘッドチューブとPOWERCOREボトムブラケットを繋ぐ、ハンドリングとペダリング剛性に貢献する大径ダウンチューブ。CFDによる緻密な設計により、ボトルを装着した状態でエアロダイナミクスを最大化します。
独自のBB規格「POWERCORE」
幅86mm、フレームにベアリングカップを圧入する独自規格のオーバーサイズBBにより、高いペダリング剛性を提供します。
チューブレス・ホイールシステム
独自のダイナミックバランスレーシング(DBL)で設計されたチューブレス対応カーボンホイールシステムは、優れた効率性、快適性とコントロール性を提供します。
統合されたディスクブレーキ
フレームとフォークにはフラットマウント・ディスクブレーキ・テクノロジーを採用し、あらゆるコンディションでパワフルかつ安定したブレーキ性能を発揮します。