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オーストラリア選手権:ダ―ブリッジがロードレース優勝、プラップがTT連覇

2025年1月13日

チーム/ライダー

Team Jayco AlUlaがオーストラリア選手権を席巻。ロードレースでは地元出身のルーク・ダ―ブリッジが優勝、タイムトライアルではルーク・プラップが連覇を達成。チームにとって最高のシーズン開幕戦となりました。

オーストラリア西部のパースに舞台を移したオーストラリア選手権。昨年ロードレースとタイムトライルの両タイトルを制したプラップが、今年も両レースでエースたる実力を発揮しました。

プロトタイプのTrinityとCADEX Aero wheelsystemの組合せで、オーストラリア選手権タイムトライアル3勝目を達成したプラップ。その3日後に開催されたロードレースでは、単独先頭を走るダ―ブリッジに追いつき、地元出身のチームメイトを勝利へと導きます。

タイムトライアルで好走しながらも、最終コーナーのコースミスにより表彰台を逃したダ―ブリッジ。優勝と共にリベンジを果たした地元出身のベテランアシストは、テレビのインタビューで次のように語りました。「とても難しいレース展開ではありましたが、プラップ(の振舞い)は真のチャンピオンでした。彼が後方から追いついていなかったら、どんな結末になっていたかは分かりません。今日は私のために働いてくれました。感謝してもしきれません。両足の大腿四頭筋は激しく消耗していて、レースの早い段階から背中にも疲労が溜まっていました。そんな中で後ろから来たプラップが『自分の後ろについて!今日のレースは君のものだ』と励ましてくれました」。

ダ―ブリッジと、数秒差の2位でレースを終えたプラップの両名は、CADEX 50 Ultra Disc WheelSystemを履いたPropel Advanced SLを駆り、この美しい1-2フィニッシュを達成しました。詳細なレースレポートは以下よりご確認下さい。

タイムトライアル:プラップが2連覇で3度目の優勝

優勝候補最右翼で前回大会覇者のプラップは、初めてオーストラリア選手権TTを迎え入れるパースの新コースでも快進撃を見せます。38.4kmで争われたレースでは、2位に20秒の差をつけて、全ての中間を計測地点でトップタイムをマークします。2023年覇者のジェイ・ヴァイン(UAE Team Emirates-XRG)が終盤にかけて追い上げたものの、8秒のタイム差をつけてフィニッシュ。昨年のパリ五輪で無念の落車リタイアを喫して以降、主要大会では初のTTとなった今大会を、平均時速50km/h、46分33秒という素晴らしい記録と共に制しました。

「このレースで勝負できるのかを早い段階で確信するために、序盤から全開で走りました」とレース後に語ったプラップ。「パリ五輪も含め、しばらくはTTで良い走りができていなかったため、序盤からハイペースでいこうと考えていました。いち早くトップに立つことができれば、精神的にプラスになることを理解していましたし、そこからは粘るのみです。結果的にハイペースを保つことができました」と、3度目の優勝を振り返りました。

3位に入ったチームメイトのケランド・オブライアンが表彰台を獲得し、クリス・ハーパーが4位、マイケル・ヘップバーンが5位でフィニッシュ。Team Jayco AlUlaはトップ5に4名を送り込むことに成功しました。

ロードレース:地元パース出身のダ―ブリッジが殊勲の2勝目

オーストラリア選手権の最終レースとなる男子エリートは、177km(=13.6kmx13周)で争われました。スタートから10km地点で、このレース最初のアタックを仕掛けたのはダ―ブリッジ。序盤はパリ五輪のトラック・チームパーシュートで金メダルを獲得したコーナー・リーヒ(CCache)と共に逃げますが、残り80km地点でダ―ブリッジは単独先頭に立ちます。後方ではTeam Jayco AlUlaがメイン集団をコントロールし、ルーク・プラップやケランド・オブライアン、マイケル・ヘップバーン、クリス・ハーパーが追走の動きを封じこめました。

残りの距離が減ると同時に、ダ―ブリッジとメイン集団のタイム差も減る中、最終周回に入る直前でプラップが動きを見せます。ロードレース3連覇中のプラップは、ライバルたちに追いつく隙を与えず、鋭い加速でダ―ブリッジに合流することに成功。2人は協力し合い、後方からの追撃をかわし切ります。

ホームストレートに戻ってきた2人と、追走とのタイム差は1分以上となり、Team Jayco AlUlaが勝利を確実とします。そして、歴史的な4連覇がかかったプラップと、地元パース出身のダ―ブリッジの、どちらが勝つのか。その行方に大勢のファンが注目するなか、先頭でフィニッシュしたのはダ―ブリッジでした。2位にはプラップが入り、チームプレイが結実した特別な1-2フィニッシュで、オーストラリア選手権を締めくくりました。

近年はアシストとしてチームに貢献し、その牽引力からTurboをもじった「Durbo」のニックネームで呼ばれるダ―ブリッジ。オーストラリア選手権ロードレースでの優勝は12年ぶり2回目のこと。タイムトライアルでは4度の優勝経験があり、通算6枚目のナショナルチャンピオンジャージ獲得となります。

「本当に素晴らしい一日でした。チームメイト全員に感謝しています。彼らが全力でメイン集団をコントロールしてくれたおかげで、私は自分の走りに集中することができました」とレース後のダーブリッジ。

「かなり早い段階から全開で走りました。少し無謀だったかもしれませんが、これが私のレーススタイルなのです」と続けます。レース最終盤の展開については「追いついてきたプラップが『自分が牽くからついてきて!』と言ってくれました。本当に紳士的な彼に感謝しています。このことは一生忘れません」と語りました。

「今日はDurboの日だ」と話すのは2位のプラップ。「彼は長年、オーストラリアの自転車競技界に多大な貢献をしてきました。最後に彼がこのジャージを手にしたのは12年前のことですが、その後の12年間、彼はアシストに徹してきました。彼の地元で開催されるオーストラリア選手権がどれほど特別な意味を持つものか、特にTTでの不運の後では、それを誰もが理解していました。彼が今日、自らの力を証明してくれたことに、大勢が涙し、彼の勝利を心から喜んでいます」と先輩であるダ―ブリッジを称賛しました。

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