世界最大規模であり、最も格式の高いグラベルレースの1つが「Unbound Gravel」。2026年大会は過酷を極めるコンディションの下で開催され、激戦の200マイルクラスで、ジョンストン選手は昨年の5位から順位を1つ上げて4位に。
雨、風、泥が選手を行く手を阻み、多くの有力選手がリタイアを喫するなか、実戦初投入となったプロトタイプのRevoltとCADEX WheelSystemが、ジョンストン選手の自己最高順位達成を支えました。
▲世界各国から強豪ライダーが多数参戦した200マイル男子エリートクラスのスタート前
▲強豪ライダーを引き連れてレースを進めるジョンストン選手
全長333.1km/獲得標高3431mで、フィニッシュタイムは9時間半超え。フィニッシュ後のサイクルコンピューターに表示されたTSSは546という過酷なレースを終えたジョンストン選手は次のようにレースを振り返ります。
「Unbound Gravelは、決して簡単なレースになることはありません。昨年のレースを5位で終えた時には、来年はさらにいいリザルトを残そうと決心していました。今年のレースは、自分がこれまでのキャリアで経験してきた中でも最も過酷なコンディションの1つで、混沌とした1日でしたが、この世界で最も過酷なグラベルレースを4位で終えることができました」
▲コースの至る所で深い水溜りが選手たちの行く手を阻む
▲延々と続く田園風景の中、単独でフィニッシュを目指す
今年のUnbound Gravelは、ジョンストン選手にとって順風満帆なレースとはなりませんでした。序盤からハイペースで進行する中、ジョンストン選手は度重なるアクシデントに見舞われ、何度も追走を強いられます。結果的には上位争いに戻ることができたものの、3名のライダーによる勝ち逃げに加わることができず、後方から追い上げる展開になります。
「今日のレース終盤は、これまで自転車に乗ってきた中で、最も過酷な時間の1つだったと言えます。協力できるライダーが周りにおらず、戦況が悪化の一途をたどる中で、ひたすらにペダリングを続け、ポジションを下げないことが何よりも重要でした。1日を通して数々の困難に見舞われたことを考えると、4位でフィニッシュできたことはこの上なく満足のいく結果です」
▲Unboud Gravelでは自己最高位の4位でフィニッシュしたジョンストン選手
▲ジョンストン選手と共にUnboud Gravelを戦ったプロトタイプのRevoltとCADEX Wheelsystem
今大会ではプロトタイプの Revolt と CADEX WheelSystem に加え、新型エアロヘルメット「Pursuit Mips」を投入。「このレースで最も良かったことの1つは、最高の機材と共に戦えたことです」とはジョンストン選手の弁。
「プロトタイプのRevoltは、スタートからフィニッシュまで常に素晴らしいパフォーマンスを発揮してくれました。大きくコンディションが変化する中でも一切の弱点がなく、自信と快適さ、スピードを常に提供してくれました。同じくプロトタイプのCADEX WheelSystemとの組み合わせも完璧で、困難なシーンに直面してもパフォーマンスを維持することができました」。
今回のUnbound Gravel 200マイルクラスには、ジョンストン選手に加えて4名のGIANTサポートライダーが参戦し、Revoltの存在感を示しました。Swatt Club所属のフローリス・デティエ選手 (ベルギー) は、かつてユンボ・ヴィスマに所属するなどトップクラスのロードレースシーンで活躍してきたベテラン選手で、Unbound Gravel初出場。
CADEX WheelSystemを装着したRevolt Advanced Proを駆り、残り70マイル地点からトップ10争いを演じ、最後は11位でフィニッシュ。初めてのUnboundは、欧州の元トッププロにとっても憧れ、そして刺激的な体験であり、デティエ選手は次のようにコメントしました。
▲今季からグラベルレースに転向し、初のUnbound Gravelに挑んだデティエ選手 (Swatt Club) は11位でフィニッシュ
「数年前、ロードレースのキャリアが終わったらグラベルレースに転向したいと周囲に話しました。何年も前からこのUnboundに興味があり、ついにこの舞台に立つことができました。レース中は終始調子が良く、常に先頭集団にいました。最後の100kmは5位から11位を争う集団の中にいて、最高の気分でした。しかし、残り20km地点で力尽きてしまい、集団から脱落せざるを得ませんでした。
それでも本当に素晴らしい経験でした!200マイルのレースは初めてで、これまでこんなに長い距離を走ったことはありません。泥だらけで、まさにUnboundらしいレースでした!」
▲ジョンストン選手のサポートとして出場したコール・パトン選手 (アメリカ) は36位フィニッシュ
▲プロトタイプのRevoltを使用したマッテオ・フォンタナ選手 (Swatt Club) は38位フィニッシュ
ジョンストン選手のサポートとして出場したコール・パトン選手 (アメリカ) は36位。同じくCADEX Wheelsystemを装着したプロトタイプのRevoltを使用したSwatt Club所属のマッテオ・フォンタナ選手 (イタリア) は38位でレースを終えました。
Photo:Garrett Payer / @simonespoli











