今大会のコースは平坦基調かつ芝の直線をメインとしたレイアウトで、ドライな路面と相まってハイスピードなレース展開となりました。
副島選手が参戦する最高峰カテゴリー「ME1」には、全国各地から81名のライダーが参戦。最前列からスタートした副島選手はホールショットを奪うと、そのまま後続を突き放しにかかります。全13周回で争われるうちの3周目、後続との差が10秒ほどになったところで転倒してしまったものの、冷静に再スタートを切り、追いついて来た沢田時選手(宇都宮ブリッツェン)と全日本王者・織田聖選手(弱虫ペダルサイクリングチーム)の3名パックでレースを進めます。
レースが中盤に差し掛かった6周目、先頭は副島選手と織田選手の2名に絞られます。その後、互いにアタックをかけるも、いずれも決定打とはならず、勝負は最終ホームストレートまでもつれます。
昨シーズン無敗の織田選手とのスプリント対決を力強い加速で見事制し、副島選手が開幕戦を勝利で飾りました。
副島選手にとっては、昨年に次ぐJCX開幕戦土浦大会での勝利で、幸先の良いシーズンインとなりました。今シーズンは全日本選手権を含む全11戦で争われるJCFシリーズをメインに各地を転戦する予定とのことです。今シーズンも副島選手とTCXの活躍にぜひご注目ください。
|リザルト:0.20km + 2.50km × 13Laps
1位 副島 達海 (大阪産業大学) 1:00:39
2位 織田 聖 (弱虫ペダルサイクリングチーム) +00:00
3位 沢田 時 (宇都宮ブリッツェン) +02:46