全日本選手権前 最後のJCXシリーズ戦 松伏クロスで副島選手が2位&柚木選手が3位

2024年12月4日

チーム/ライダー

12/1(日)に開催されたJCXシリーズ第7戦「弱虫ペダル Presents 松伏シクロクロス」で、GIANTサポートライダーの副島達海選手(大阪産業大学)が2位、柚木伸元選手(日本大学)が3位でフィニッシュし、表彰台を獲得。2週間後に迫る全日本選手権に向けて弾みをつけました。

埼玉県東部の松伏町にある、まつぶし緑の丘公園を舞台に開催された松伏シクロクロス。関東平野というロケーションとは裏腹に、公園内の丘を利用した登坂区間の多いコースは、この地で生まれ育った現CX全日本王者の織田聖選手(弱虫ペダルサイクリングチーム)の監修によるもの。平坦区間も数日前の雨によってマッドコンディションとなり、地脚が試されるレース展開となりました。



9周回で争われたレースは、1列目の中央から鋭く加速した柚木選手がホールショットを獲得し、副島選手が2番手でスタート。序盤は柚木選手、副島選手、織田選手、沢田時選手(宇都宮ブリッツェン)、高橋翔選手(日本体育大学)による5名の先頭パックが形成されます。



地元レースで意気込む織田選手が加速すると、この動きに副島選手が反応し、一時的に先頭は2名になります。しかし、副島選手はコンタクトレンズが外れるというアクシデントに見舞われペースを上げることができず、4周目から織田選手が独走を開始します。その後、副島選手は後方から追いついてきた柚木選手と合流し、GIANTサポートライダー2名による2位争いが繰り広げられます。


耐える副島選手に対して、終始リードし続けた柚木選手でしたが、決定的な差が生まれることなく、2位争いはゴールスプスリントで決着。差し切った副島選手が2位、柚木選手が3位となり、フィニッシュラインを越えた後は、握手でお互いの健闘を称え合いました。優勝は逃げ切った織田選手でした。


副島選手コメント
「序盤は先頭で走れたものの、コンタクトレンズが外れて、辛くなったタイミングで織田選手に先行され、2週間前のびわ湖GPと同じような展開でやられてしまった。増量している中で、登りが多いコースでのレースは厳しかったですが、この悔しさをばねに、全日本に向けてしっかり準備していきたいです」

柚木選手コメント
「自分に分のあるコースなのか分からなかったので、とにかく前に付いていくことだけを考えて走りました。今シーズン初の表彰台を獲得でき、少しずつ全日本選手権に向けてコンディションが上向いていることが確認できてよかったです」


ここまで6周連続で開催されたJCXシリーズは松伏シクロクロスで一旦小休止。そして、12月15日(日)には栃木県宇都宮市・道の駅ろまんちっく村にてシクロクロス全日本選手権が開催されます。TCXと共に日本一をかけて戦う副島選手と柚木選手の活躍に、ぜひご期待ください。


松伏シクロクロスには、GIANT JAPANの社員チーム「RIDELIFE GIANT」から4名の社員が参加しました(ME1x3 / ME3 x 1)。レース中の応援ありがとうございました!今シーズンも関東圏を中心にレースを転戦しておりますので、TCXをはじめ、ジャイアント製品についてご質問等ございましたら、ぜひお声がけください。

Photo:GIANT JAPAN

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