▲Photo : Naoki YAMAMOTO
「第16回日本スプリントトライアスロン選手権」の舞台となったのは、青森県青森市の青森港国際クルーズターミナル周辺に設置された特設会場。ドラフティングが許可されたスプリントディスタンスで争われた本レースは、スイム0.75km・バイク20km・ラン5km 合計25.75kmのコース。スイムは青い海公園の南岸をスタートし青森港国際クルーズターミナル内を小さく一周するコース。バイクは、青森港の西側港湾道路2.5kimを青森ベイブリッジを往来しながら4往復するコースで、「津軽海峡冬景色歌謡記念碑」もある、まさにその景色を望みながら走行。強い海風と青森ベイブリッジを登り下りするバイクの力量が試されるレイアウトです。ランは、青森港国際クルーズターミナルを挟んだ東側に設定され、ターミナル内道路と湾岸道路を組み合わせた2.37kmのコースを2周回した後、ゴールを目指します。
湯村選手は、Propel Advanced SLに完成車専用スペックのCADEX 50 Disc Wheelsystemを組み合わせたバイクで出場。得意のバイクでライバル達を振るいに掛ける戦略的なレース展開のすえ、見事優勝を手にしました。結果、佐渡ロング日本選手権2位(2023)、長良川国際トライアスロン5連覇(2021-2025)など輝かしい成績を残してきた中、ついに目標の一つであった日本タイトルを獲得するにいたりました!
▲Photo : KEIICHI SATO
【湯村選手のレース後のコメント】
― 本レースにはどのような意気込みで臨みましたか?
シーズン後半の最初のレースということもあり、最低表彰台、最高で優勝を視野に準備してきました。レースが近づくにつれ徐々にコンディションも良くなり、心身共に充実している状態で挑む事が出来ました。
― 今回のレース展開は?
スイムで出遅れた分バイクで先頭集団に追いつき、そこから数回アタックをし、少人数に絞りランニング勝負に持ち込みました。
今回は風が強く登りもあったので、かなりバイクの力の差が出たと思います。
▲Photo : Naoki YAMAMOTO
― 優勝してのお気持ちはいかがですか?
率直に嬉しいです。タイトル獲得は自分も初めてなので今後のレースの自信にもなります。
― 今後の展望は?
今シーズン残すレースも国スポとお台場になり、国スポでは過去最高位、お台場では表彰台を狙っていきたいと思っています。ここで満足のいく結果を残せれば見える景色も変わってくるかなと思います。

▲Photo : Naoki YAMAMOTO
今年からGIANT PropelとCADEX 50 Wheelsystemを乗り出し、着実にパフォーマンスと成績を上げている湯村選手。次戦は、9月28日(日)に開催される「国スポ」、そしてシーズンラストは10月26日(日)開催の「日本トライアスロン選手権」となります。次戦も素晴らしいパフォーマンスを見せてくれることが期待されます。
引き続き、湯村選手への応援よろしくお願いいたします!