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フルーネウェーヘン選手がツアー・オブ・スロベニアでステージ2勝!

2025年6月9日

チーム/ライダー

6月4日(水)から5日間の日程で開催されたツアー・オブ・スロベニア(UCI2.Pro)にTeam Jayco AlUlaが参戦。現オランダナショナルチャンピオンで、エーススプリンターのディラン・フルーネウェーヘン選手が2つのステージで優勝を飾りました!

第1ステージ
初日の第1ステージは、Team Jayco AlUlaが最終盤の主導権を握ります。フィニッシュまで残り3kmの地点からプロ初年度のロバート・ドナルドソン選手(イギリス)がメイン集団先頭で強力な牽引を開始。エルマール・ラインダルス選手(オランダ)、スロベニア出身のルカ・メズゲッツ選手、マキシミリアン・ヴァルシャイド選手(ドイツ)の順で先頭交代し、フルーネウェーヘン選手でのスプリントへと備えます。フィニッシュ手前では一瞬混沌とした展開となったものの、フルーネウェーヘン選手は残り150m付近で先頭に踊り出るとそのままフィニッシュラインを通過。今季2勝目を挙げました。


第1ステージ優勝後のフルーネウェーヘン選手のコメント
「チームメイトたちのおかげで、うまく集団の前方に位置取ることが出来ました。終盤はほぼ直線基調で、最後の左コーナーをいかに良い位置で抜けることが出来るかが重要でした。ヴァルシャイド選手が完璧なラインどりをしてくれたので、理想的な展開でスプリントを開始するが出来ました。

今日勝つことが出来てとても嬉しく思います。ここ数日は体調が万全ではなかったものの、今日は自分自身にとってもチームにとっても非常にうまくいきました。今日は事前に立てた戦略を忠実に実行しました。この勝利は、一生懸命に役割を果たしたチーム全員にふさわしいものです」

第3ステージ
翌々日の第3ステージの、再びTeam Jayco AlUlaが最終盤の主導権を握り、スプリントフィニッシュに向けてメイン集団を最高速へと引き上げます。フアン・モラノ選手(コロンビア、UAEチームエミレーツXRG)が先頭でスプリントの口火を切ったものの、すぐさまフルーネウェーヘン選手が先頭に。他の追随を許さず、緩斜面のフィニッシュ前を踏み抜いた現オランダ王者が、今大会2勝目を挙げました。ツアー・オブ・スロベニアでのステージ優勝は7回目であり、この勝利で大会の最多記録に並んでいます。


第3ステージ優勝後のフルーネウェーヘン選手のコメント
「この2勝目は、自分自身とチームを更に勢いづけてくれます。今日のコースは良く知っていたので、再び勝つチャンスがあると分かっていました。ただ、(前日の)第2ステージでは体力をかなり消耗してしまったのも事実です。結果だけを見れば普段通りのスプリント勝負だったように見えますが、実際には決して簡単なものではありませんでした。アップダウンや狭い箇所が多く、強い風も吹いていましたが、チームとしてレースをコントロールすることに努めました。

終盤に向けて、集団スプリントに持ち込めるよう、チームは全力を尽くしてくれました。この勝利は、そのハードワークにふさわしいものだと思います。オラノ選手との競り合いは素晴らしく、彼に勝つためには本当に限界まで力を振り絞る必要がありました。今日の様なチームのパフォーマンスは、勝利への意欲を更に高めてくれます」

フルーネウェーヘン選手は、オランダナショナルチャンピオン仕様のカスタムペイントが施されたPropel Advanced SLを使用。CADEX 50 Ultra Wheelsystem、Aero Cottonタイヤ、Aero Integratedハンドルバーとの組み合わせが、高速スプリントでの勝利を支えました。

Photo : Sprintcycling

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