ダンバー、ブエルタ2勝目&GIANTバイク5勝目

2024年9月9日

チーム/ライダー

チーム・ジェイコ・アルウラーのエディ・ダンバーが、ブエルタ・ア・エスパーニャ第20ステージで2度目のステージ優勝を果たしました。これによりGIANTバイクによるステージ優勝は、ブエルタ21ステージ中5ステージとなりました。

今年最後のグランツール、その山頂フィニッシュとしては最後となる1級山岳ピコン・ブランコでスリリングなフィナーレが争われました。ダンバーは残り5km弱地点で総合争いの有力選手から構成されたグループからアタックをかけ、あっという間に15秒の差をつけました。

CADEX MAX 40 WHEELSYSTEMS搭載したPROPEL ADVANCED SLを駆り、8%を超える勾配を登ったダンバー。残り2.5kmで逃げ集団から最後の1人を引き離すと、7秒差で首位を守りきり、標高差5,000mを超える今年のブエルタのクイーンステージである第20ステージを制しました。

この勝利はダンバーの前回のステージ勝利から10日後、同じくGIANTがスポンサーを務めるエキポ・ケルンファルマのウルコ・ベラーデが3勝目を挙げたわずか2日後にもたらされました。

勝利を挙げた選手全員にとって、ブエルタでのステージ優勝はプロキャリアで最も重要なものでした。5つの勝利はすべて単独勝利であり、5つともエアロダイナミクスに優れたPROPEL ADVANCED SLとCADEX WHEELSYSTEMを使用したものでした。

ダンバーはステージ優勝を比較したとき、「この勝利は間違いなく少し甘く感じるね」と語りました。「先週の勝利の後、グランツールのステージ優勝は想像していなかったと周りの人に話したんだ。僕はいつも登りで勝つことを想像していたから。あの登りコースは以前から知っていたし、自分のペースがとても良かった。急なところはかなりペースを上げて、平坦箇所はエネルギーを完全にカラにしないように走ったんだ」

ダンバーは総合11位でブエルタを終え、ホセ・フェリックス・パラは17位でエキポ・ケルンファルマのトップ選手となりました。

ダンバーの2つのステージ優勝に加え、マウロ・シュミットとチーム・ジェイコ・アルウラーのフィリッポ・ザナも3つのステージで2位を獲得しました。さらにシュミットは、GIANTのタイムトライアルバイクであるTRINITYのプロトタイプに乗り、マドリッドの最終TTステージで5位入賞を果たしました。

ベラーデが第18ステージで優勝したとき、このステージの上位10人のうち4人がCADEX WHEELSYSTEMSを搭載したGIANT PROPEL ADVANCED SLバイクを使用し、シュミットは2位でフィニッシュしました。ベラーデのチームメイトであるカストリーリョとパウ・ミケルもそれぞれ8位と9位で上位グループに入りました。

GIANTは2022年からチーム・ジェイコ・アルウラーのスポンサーを務めており、また2020年の設立からケルンファルマのスポンサーも務めています。

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