スポーツバイクを身近に感じてもらう
学生時代からジャイアントの自転車に乗っていたので、ブランドには愛着がありました。自転車に関わる仕事に就きたいと思った時には、迷いなくジャイアントに応募しました。ユーザーに多くの選択肢を提供するジャイアントのラインナップの広さは、多くの人にスポーツバイクの楽しさを広げたいという自分の希望にも合致していました。
入社後はまずジャイアントストアに配属となり、そこで半年間販売や接客、整備などを勉強したのちに、本社の品質管理課へ異動になりました。そこでは、窓口を担当した工場の製品不具合対応や改善、現地での生産工程の確認、ローカルモデル(国内企画の日本向け製品)のサンプルチェックなどを行いました。その後企画課へ異動となり、パーツ&アクセサリ製品を担当したのち、現在はバイクの担当としてローカルモデルの企画開発、ラインナップの策定、新製品の発表などをおこなっています。
自分が関わった製品を人が使ってくれているのを見るととても嬉しく思います。ジャイアントの自転車に乗っている人を見るとつい話しかけたくなってしまいます。その自転車を選んだ理由を聞いてみたいし、実はこんなこだわりポイントがあるんですよ!と伝えてみたい(笑)
パーツ&アクセサリ担当の時にも日本市場向けの製品の開発に関わるチャンスがあり、ヘルメット、カギ、サイクルTシャツなどを企画しました。日本人の頭の形にあわせて開発したヘルメットが、今一番の売れ筋になっているのは嬉しいですね。
今後も、人々にスポーツバイクで走る楽しさを身近に感じてもらえるような製品を開発していきたいと思っています。
最後に、ジャイアントのいいなと思うところは、チャンスをもらえることです。未経験でも若くても、やる気をもって一生懸命に取り組んだら見ていてくれる人がいます。人の嫌がる仕事や大変な仕事を率先してやれる人は伸びると思うし、重宝されてチャンスもめぐってくると思います。