次世代のエンデュランスロードバイク

DEFYはロングライドのためのバイクで、より高くまで上り、より速く、そして自信を持ってスムーズにコントロールできます。それは、限界に挑戦し、それを超えるためのものです。

この第5世代のDEFYシリーズは、ライダーが好むすべての要素を取り入れています。つまり、それは軽量効率とスムーズな快適性の最高の調和であり、より軽く、スムーズに、そして効率的になりました。DEFYは、終日にわたるロングライド、冒険的なグランフォンド、そして困難な道のりを一人で走り抜ける壮大なライドの理想的な相棒です。新しい機能とテクノロジーにより、新型DEFYはより反応性が良く、より安定したフィーリングを提供します。

DEFYの特徴

DEFYの特徴のひとつは、複雑化せずにパフォーマンスを向上させることにコミットした点です。長年にわたるマーケットからのフィードバックに加え、パリ~ルーベなどでDEFYを使用したトッププロからの要望に基づき、開発チームは、多くのエンデュランスロードバイクに採用されるショックアブソーバーやブッシュなどに頼らないことを選択しました。

より軽量に

フラッグシップモデルであるDEFY ADVANCED SLのフレームは、785g(Mサイズ)と非常に軽量で、前世代のトップモデルであるDEFY ADVANCED PROフレームよりも195g(20%)軽量です。テストの結果、新型フレームは前世代のDEFY ADVANCED PROよりもペダリング効率(剛性対重量比)が28%優れていることがわかりました。新しいADVANCED SLフォークの重量は345gで、前世代より15%軽量です。また、新しいCONTACT SLR D-FUSEハンドルバーは8%軽量になりました。

精密なカーボンレイアップ

DEFYのカーボンフレームは、重量と剛性の一定の基準値をクリアするため、カーボン原糸からハンドメイドされた最大132個の複雑な形状のカーボンシートを組み合わせ、製造されています。フレームセットやコンポーネントは、すべてエンデュランスロードバイクのためにセットアップされています。

D-FUSE テクノロジー

快適性を進化させたDEFY

新型DEFYには快適性にフォーカスしたコンポーネントを採用しています。1つ目はD-FUSEカーボンシートポストです。10年前にGIANTが発案した形状は、いまでは他のブランドでも採用しているデザインです。D-FUSEシートポストテクノロジーは、GIANTのシクロクロスモデルTCXに最初に搭載され、2015年からはDEFYにも採用されています。

デザインの中心となるのは「D」型断面形状で、最大7mmの“しなり”によって衝撃を吸収することで、ライダーとの重要なコンタクトポイントの1つであるサドルに伝わる衝撃や振動のエネルギーが大幅に軽減されます。テストの結果、新しいDEFY ADVANCED SLフレームセットとシートポストの組み合わせは、前世代のDEFY ADVANCED PROシリーズと比較してトータルで42%優れた柔軟性を生み出すことが証明されました。

このD-Fuseテクノロジーは、新しいCONTACT SLR/SLハンドルバーにも採用されています。ハンドルバーの上部にも同様の「D」形断面状形状を採用し、下方向への柔軟性を高めると同時に上方向への剛性も高めています。これは、スプリントやクライミングのような、ダンシング状態でのハンドルを引き上げる動作に対しても剛性が向上していることを意味しています。DEFY ADVANCED SLに搭載される新しいCONTACT SLR D-FUSEハンドルバーは、前世代と比較して柔軟性が40%向上しています。

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Advanced SL & Advanced Composite

「ADVANCED SL」グレードと「ADVANCED」グレード、2種類のカーボンレイアップ